被災文化財の指定解除

2015年3月30日

東日本大震災津波と火災によって、町の貴重な文化財も被害を受けました。
町の指定文化財のうち、以下の8点は残念ながら滅失し、回復できませんので指定を解除しました。

指定番号 区分 種別 名称  
有民第1号 民俗文化財 有形民俗文化財 オシラァさま オシラァさま.jpg
当町に現存するオシラサマの中で大槌稲荷神社のものに次いで年代が古い(慶長11年銘)ものであった。形状は貫頭衣1体、包頭衣4体があった。
有民第3号 民俗文化財 有形民俗文化財 マイリノホトケ  マイリノホトケ.jpg
吉里吉里・田中家に所蔵されていた。オシラサマ同様の信仰物とされるが、形態は、紙本による掛軸で、年代は永禄6年と10年のものとが現
存していた。
有第7号 有形文化財 彫刻 しんめいしゃえいろくのししがしら
神明社永禄の獅子頭
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神明社に安置されていた永禄6年(1563)の銘を刻む獅子頭が神明社に安置されている。材質は桐材で、黒漆を基調として要所を赤漆で文様付けしているが、磨耗が著しく頭の顎部が欠損していた。
有第11号 有形文化財 工芸品 こんどうでんぐずてんのうざぞうかけぼとけ
金銅伝牛頭天王座像懸仏
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金銅板金打出しによる製法で、尊像は烏帽子風の冠をつけ、火焔光背を負って岩座に坐す姿が描かれていた。年代は鎌倉時代後期とされ、作者は不明であるが、保存状態が大変によく当時代の特徴を示す優品であった。
有第13号 有形文化財 建造物 こうがんじさんもん
江岸寺山門
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作者は不明だが、江戸後期(1800年代前半)のものとされる。形状はケヤキを主材とする四脚門で切妻造であった。規格は間口3.62m・奥行3.04m・梁高2.72mで、寺伝によれば十五世興隆祖山和尚の建立と伝える。
有第14号 有形文化財 絵画 けんぽんちゃくしょくきくちそせいがぞう
絹本着色菊池祖睛画像
菊池祖睛.jpg
仏教者・菊池祖睛の肖像画。制作年代は天明8年(1788)頃と推察され、作者が勝川春章と伝えられる。画面は縦81cm・横36cm程で絹地に彩色が施され、代々菊池家に伝えられていた。
有第16号 有形文化財 歴史資料 もくぞうほけきょうさんじゅうぶどくじゅくようとう
木造法華経三十部読誦供養塔
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東梅社を開いた菊池祖睛が永年(1778)江岸寺に三十日間山篭して法華経三十部を読誦供養し建立したもの。材質はケヤキで、寸法は幅41cm、高さ2.45cmであった。県内でも例を見ない大型の木造供養塔とされていた。
有第17号 有形文化財 歴史資料 まえかわぜんべえきしんいしどうろう
前川善兵衛寄進石灯篭(2基)
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神明社の参道にあった2基の石灯籠。4代目前川善兵衛富昌が延享5年に沿岸の主要神社五社(釜石村尾崎大明神・小鎚村神明社・小鎚大明神・大槌村二渡神社・宮古村黒森大権現社)に石灯籠2基ずつ寄進したことが「前川文書」に記されている。

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