町長室便り

年頭の辞 ~復興元年に向けて~

大槌町長 昨年3月11日の東日本大震災により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
 また、ご不明となられております方々の一日も早い発見をお祈り申し上げますとともに、お亡くなりになられました方々のご冥福をお祈りし、ご家族・ご親族の皆様に謹んでお悔やみ申し上げます。
 昨年は、震災、被災からの復旧、そして復興基本計画の策定と、大槌町民の真価を問われた年であったと強く感じているところであります。
 昨年3月11日午後2時46分に発生した東日本大震災は、我が国の観測史上最大のマグニチュード9.0を記録し、想定を超えた大規模な津波により、大槌町は町制始まって以来の、想像を絶する甚大かつ壊滅的な被害を受けました。
 このことにより、応急仮設住宅での生活を余儀なくされる等、いまだ多くの町民の皆様に大変なご不便をおかけしているところでありますが、このような状況にありましても、生活再建のために、一歩一歩、大槌町の未来に向け復旧・復興に取り組んでいかなければなりません。
 昨年末に復興基本計画を策定したところでありますが、その過程において、町内10の各地域復興協議会で、各地の歴史・文化に根差した、住民主体の復興計画をご議論いただいたことは、地方自治のあるべき姿として、今後の町政運営上、大変意義のある取組みであったと考えております。
 皆様の想いを中核として策定した復興基本計画をもとに、年度内に実施計画を策定することとしております。その中では、海の見える思わず散歩したくなるこだわりのある「美しいまち」をつくるための事業や災害の記憶を風化させないための事業を盛り込みたいと考えております。
 昨年11月17日、来日したブータン国王は、国会で行った演説の中で、東日本大震災について「このような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民だ」と語ったと聞いております。私は、ブータン政府が政策の中心としている「国民総幸福量の増加」の考えに共感いたしました。復興を進める中では、産業・経済の振興はもちろん重要ですが、町民の幸福度の視点も加味し、ブータンで推奨されている地域コミュニティや家族のつながりを大切にしていきたいと考えています。震災により影響を受けた地域コミュニティを再生させることは簡単なことではありませんが、生活の復興の中で取り組んでいきたいと思います。
 大槌町の復興は、私や役場職員の力だけでは到底実現できるものではありません。町民の皆様のお力が何より必要となっております。今年は復興元年として、町民の皆様と心一つに取り組んで参りたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
 結びに、新しい年の平穏を願いつつ、町民の皆様のご健勝と希望に満ちた幸せ多い年となりますよう、心からお祈り申し上げ、年頭のごあいさつといたします。


大槌町長 碇川 豊

ご挨拶 ~大槌町の皆さんへ~

大槌町の皆様、町長の碇川豊です。
 
 3月11日に発生した東日本大震災津波により、大槌町は都市機能を喪失する等壊滅的な被害を受け、多数の死者・行方不明者を出す未曾有の大惨事となりました。
 今回の震災でお亡くなりになられた方々に衷心から哀悼の意をささげますとともに、ご遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます。
 また、家屋を失われた方々をはじめ、被災されました皆様に、お見舞い申し上げます。

 町では、大槌町東日本大震災津波復興計画基本計画を策定し、復興に向け一歩を踏み出しました。
 復興への道のりは、大変険しいものと思いますが、皆様と心一つに、一致団結して取り組めば、必ずや実現できるものと信じております。希望を持って、夢に向かってともに歩んでいきましょう。

 ご支援いただきました皆様へ。
 県内外はいうに及ばず、遠く海外からも心温まる多大なご支援や激励をいただきました。本当にありがとうございました。
 今後も変わらぬご支援をお願いいたしますとともに、皆様の益々のご健勝とご多幸を心より祈願申し上げます。


大槌町長 碇川 豊

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