妊産婦の皆さんへの支援策を検討しています(8月20日)

 本年3月、県立釜石病院の分娩の取り扱いが10月から休止されることが発表されました。このため、町は、釜石市と連携して県医療局に詳しい説明を求めるとともに、子どもを安心して産み育てられるまちづくりを進めている中で、分娩の休止を受け入れることはできないことを申し入れました。

 また、医師の派遣元である岩手医科大学に地域の実情を説明し、医師の派遣を強く要望しました。これに対して、同大学の小川理事長からは「今回の要望は重く受け止めている。すぐに問題が解決されるということではないが、要望に沿った形で、住民の不安を取り除けるような体制を組んでいきたいので、当面の間辛抱していただきたい」とのお話しをいただきました。

 このことから町は、今回の休止の取り扱いはあくまでも一時的なものであると受け止めており、今後も県および関係機関への再開に向けた要望を継続していきます。

 現在、町は県立釜石病院や釜石市及び岩手県と連携しながら、妊娠中の人や今後出産を考えている皆さんの不安を少しでも解消できるような支援策を検討しています。

 7月16日には、子育て中の女性の皆さんの参加いただき、今回の分娩休止に関する意見交換会を開催しました。参加者からは、陣痛が起きてからの移動への対応や、医師や助産師による相談体制など、多くのご意見をいただきました。これらの意見を参考に、できるだけ早く支援策を進めてまいります。

(女性の皆さんとの意見交換会の開催)

女性の皆さんとの意見交換会の開催.jpg

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