平成30年度に観光施策の柱となる「大槌町観光ビジョン」を策定しましたが、計画期間の終了が令和4年度末となっていることから、令和5年度から令和9年度までの観光施策の柱となる「第2期大槌町観光ビジョン」を策定しました。
本計画は、知られざる大槌町の魅力を多くの方々に知っていただき、大槌町の観光関連事業者のみならず、町民が一丸となって大槌町の観光振興推進に取組むための行動指針として定めるものです。
計画年度
令和5年度~令和9年度
観光ビジョン(将来の目指す姿)
大槌の魅力は、美しい「海」と「景観」。
また来る人をおもてなす「食」と「伝統文化」。
また訪れたくなる町、大槌町。
基本理念(行動規範)
大槌町の地域資源を丁寧に見つめ直し、魅力を(再)発見し、より魅力的なものに高めることで、多くの方に大槌のファンとして来訪していただくと同時に、それを発信する大槌町民にとって、住み続けたい魅力的な町づくりにつながる契機として観光振興に取り組みます。
基本方針(観光振興基本方針)
重点プロジェクト
- 大槌の「海」を活用した魅力ある観光コンテンツの活用
(1)東京大学大気海洋研究所等と連携した地域学習や体験の促進
(2)海水浴場の利用促進
(3)海を活用した取り組みの促進
- 海と山の幸に大槌ならではの特色を活かした「食」のブランディング
(1)『食』の掘り起し、大槌の強みの発見
(2)大槌の強みを活かしたオンリーワンの開発
(3)事業者支援体制の整備
- 大槌の魅力と誇りである「伝統芸能・文化」による誘客の促進
(1)虎舞、神楽、大神楽、鹿子踊などの伝統芸能を活用した誘客促進
(2)音楽、舞踏、演劇など新しい文化を活用した誘客促進
(3)町民交流と結びつく文化芸能活動と連携した観光資源の形成
- 大槌の海と山の美しい「景観」を活用した町内周遊促進と魅力発信機能の構築
(1)『景観』の再生・再発見による魅力向上の推進
(2)大槌の自慢したくなるフォトジェニックなスポットの情報発信
(3)新たな「景観」の創出
(4)『景観』に触れる機会創出
大槌町の観光PRの推進と誘客の促進
- 大槌ならではの魅力を効果的に伝えるためのプロモーション戦略を推進し、誘客拡大を図ります。
(1)「おおつちブランド」の確立
(2)「おおつち」の魅力を伝える仕組みづくり
(3)広域連携による誘客の取組み
- 来訪者の受入整備と「おおつちファン」の拡大
(1)来訪者の受入体制の推進
(2)「おおつち」ならではの教育(学習)旅行の推進及び自然資源や産業と連携した体験プログラムの充実
(3)交流を活かした「おおつちファン」の拡大
内容