帯状疱疹に注意しましょう【50歳以上から発症率が高まります】

帯状疱疹とは? ~50歳代から発症が増え、80歳までには3人に1人が発症~

帯状疱疹は、水ぼうそう(水痘)と同じウイルスで起こる皮膚の病気です。多くの人が子どもの時に感染した水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で起こります。
このウイルスは、水痘が治った後も神経節に生涯にわたり潜伏しています。普段は免疫力でウイルスの活動は抑えられていますが、加齢やストレス、免疫力低下などにより潜伏していたウイルスが活動を再開することがあります。その結果、ウイルスが神経の流れに沿って神経節から皮膚へと移動し、神経状に沿って帯状に痛みや発疹(ほっしん)が出る帯状疱疹を発症します。

症状

・皮 膚 症 状 
 
発症すると体の片側に水泡を伴う紅斑が帯状に広がります。皮膚に痕や色素沈着が残ることもあります。
・疼 痛(痛み)
 
ピリピリとした痛みに始まり、強い痛みが3~4週間ほど続きます。皮膚症状が治った後も、10%で帯状疱疹後神経痛(PHN)と呼ばれる長期間に及ぶ痛みが続くこともあります。特に高齢者が多く、約1/3の方は1年後でも慢性的な痛みが持続するとの報告もあります¹⁾。
・ そ の 他
 
感染した神経部位により、難聴やめまい、視覚障害を引き起こすこともあります。

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治療

抗ヘルペスウイルス薬(内服・塗り薬)等を使用します。
 発疹が現れてから72時間以内の全身抗ウイルス療法により、疼痛が消えるまでの期間を短くすると言われております。
帯状疱疹後神経痛がひどい場合は、神経ブロック注射(神経の周りに局所麻酔薬を直接注射する)が選択される場合があります。

予防方法

・免疫力を低下させないように、バランスの良い食事・睡眠・適度な運動を心がけましょう。
・ワクチン接種があります(全額自己負担)。予防接種を受ける際は、医師と相談しましょう。

1)Imafuku S.et al., JEADV 2014, 28, 1716-1722

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