ブルーフラッグ認証取得

ブルーフラッグ認証を取得しました!

2025年4月に吉里吉里海岸海水浴場が県内2例目となる国際環境認証であるブルーフラッグ認証を取得しました。
ブルーフラッグとは、国際NGO FEE(国際環境教育基金)が実施する、ビーチ・マリーナ・観光船舶を対象とした世界で最も歴史ある国際環境認証です。
ブルーフラッグの認証には、国際機関による4分野(水質、環境マネジメント、環境教育と情報、安全性とサービス)33項目の厳しい基準が定められており、当市では、それらの基準をクリアした証として旗の掲揚が認められています。
また、毎年の審査を通じて認証を更新することで、ビーチの持続可能な発展を実現することを目指しています。

BLUEFLAGMAP20250521.png

藻場再生活動
本来、コンブ・ワカメ・アラメなどの豊かな海藻類に覆われている三陸の海。海藻はウニやアワビ等のエサとなり、良質な水産資源の基礎となってきました。しかし近年、生え始めた海藻を、大量発生したウニが奪い合うように食べ尽くし岩肌が真っ白になる「磯焼け」と呼ばれる食害が深刻化しています。砂漠のように磯焼けした海に、藻場を再生し、もう一度豊かな海を取り戻すために立ち上がった「大槌町藻場再生協議会」。
藻場は巨大な二酸化炭素の吸収源。地球温暖化対策としても藻場再生は重要な取組みです。
三陸の水産業を守り、藻場再生の手法開発を通じて、地球全体の環境保全への貢献を目指しています。
地域の小中学生の地域学習でも適正な個数管理のためのウニの駆除や移植、胞子を内包した母藻や種苗の設置、藻場の保全状況のモニタリングを通して、子どもたちやその次の世代に、自分たちが親しんだ豊かな海を残していくための活動を継続します。

会の成り立ちなど詳細はこちらから
https://otsuchi-iju.com/live/mobasaiseikyougikai/

吉里吉里海岸海水浴場 2025年開催予定ブルーフラッグ環境教育プログラム

  活動の名称 活動の目標 対象 活動の内容および活動を通して伝えたいこと 方法 備考
1 Hondaビーチクリーン活動2025 環境保全を知るきっかけ作り、環境問題について学ぶ 地域・ボランティア・未就学児 環境保全活動の実施により、子供のころから環境保全を意識することの大切さを広く伝える。 レクチャーと体験活動 7月2日(水)
2 海岸清掃 環境保全を知るきっかけ作り 小中高生・地域 海をはじめとした環境への理解を深め、環境美化・保全を意識することの大切さを広く伝える。 レクチャーと体験活動 7月20日(日)に開催
3 バリアフリービーチ講習会 車椅子利用者も安心して海水浴が楽しめるよう機材の設営、利用方法を学ぶ 海水浴場運営スタッフ 車いす利用者来訪時の対応及び機材の準備、点検方法を学ぶ レクチャーと実習 7月23日(水)
4 ブルーフラッグセレモニー&ブルーフラッグstudyイベント ブルーフラッグビーチの認知を高める。海の環境問題について学ぶ 地域・未就学児・海水浴場運営スタッフ 海をはじめとした環境への理解を深め、子供のころから環境保全を意識することの大切さを広く伝える。 レクチャー 7月24日(木)
5 藻場再生・ブルーフラッグ環境教育セミナー 海の再生への取組、藻場再生とブルーフラッグの関係、海の環境問題について学ぶ 小中学生 安全安心な海が作る未来のカタチ レクチャーと実習 7月~9月に開催
大槌町藻場再生協議会と連携
 


 

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