MR(麻しん・風しん)ワクチン予防接種

2022年4月1日

 この予防接種は、麻しんと風しんの混合予防接種です。


対象者

 第1期…1歳~2歳未満        第2期…年長児

接種回数

 第1期…1回                       第2期…1回

予診票

 第1期…新生児訪問の際に配布いたします。
 第2期…年長児となるお子様に、町から個別通知いたします。

疾病について

麻しん(はしか)

 麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。そのため、予防接種を受けないでいると、多くの人がかかり、流行する可能性があります。
 感染すると発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状と発疹が現れます。最初3~4日間は約38℃前後の熱が続きおさまった後、再び39℃以上の高熱が3~4日でます。解熱とともに発疹も消失していきます。


風しん

 風疹ウイルスの流行は春先から初夏にかけて多くみられます。潜伏期間は2~3週間(平均16~18日)です。主な症状として発疹、発熱、リンパ節の腫れがみられます。一度かかると、大部分の人は生涯風しんにかかることはありません。
 風しんにかかると子どもの場合、比較的症状は軽いのですが、大人がかかると、発熱や発疹の期間が子供に比べて長く、関節痛がひどいことが多いとされています。特に妊婦(主に、妊娠初期の女性)が妊娠20週頃までに風しんにかかると、お腹の中の赤ちゃん(胎児)が風疹ウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体・発達の遅れ等の障がいをもった赤ちゃんが生まれる可能性が高くなります(先天性風疹症候群)。

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