【第8回】「イングレスとのコラボレーションと地域活性化」

大槌町復興推進隊持田専用ブログ
【第8回】「イングレスとのコラボレーションと地域活性化」
みなさん、こんばんは!
大槌町復興推進隊の持田(もちだ)です。
よく「コラボレーション」とか「タイアップ」などの言葉を耳にしますが、その違いをよくわからず使っていたりします。
個人的にはアニメとかキャラクター、ブランド同士が一緒になにかやるのが「コラボレーション」。
企業の宣伝やテレビドラマなどで使用される楽曲などをはじめとする制作物の連携が「タイアップ」なのかなと漠然と思っていました。
いつものようにウィキペディアで調べてみると
「コラボレーション(英: collaboration、略称:コラボ)は、共に働く、協力するの意味で、共演、合作、共同作業、利的協力を指す言葉。」
「タイアップ (tie up) とは『結びつく』という意味で、一般的には、『協力・提携』という相互が利益を共有できる関係を築きたい場合に使われる。また、音楽業界・書籍業界とテレビ業界など映像業界の結びつきによって、相乗効果を得ようとする商法のことも指す。」
どちらも協力することに違いはないようで…
イングレスにはどちらがふさわしいか考えましたが、今回はコラボレーションで統一したいと思います。
イングレスは様々な企業や自治体とコラボレーションをしています。
企業では、ローソン、保険会社のアクサグループ、伊藤園、ソフトバンク、三菱東京UFJ銀行、大日本印刷(丸善、ジュンク堂書店など)、オートバックスなどがコラボレーションしています。
これら企業の実店舗(伊藤園は一部の自販機)はイングレスのポータルになっており集客や自社のファンづくりに役立てています。
このように企業がスポンサー料を支払うことで実店舗をゲーム中の重要スポットに設定してもらうシステムを「スポンサード・ロケーション」(スポンサー付きの場所)といいます。
さらに、ローソン、アクサグループ、ソフトバンク、三菱東京UFJ銀行ではイングレスのゲーム内で使用する自社の名前を冠した強力なレアアイテムを用意しています。
伊藤園ではキャンペーン期間中に自販機で特定のお茶を購入すると、イングレスのゲーム内で使用するアイテムがもらえるシールが添付されたペットボトルが出てくるなど工夫されていました。
また、バス会社のウィラートラベルは世界初のイングレスバス「NL-PRIME」を開発しイングレスエージェントを各地に運んでいます。
自治体では、岩手県と横須賀市がさきがけてイングレスとコラボレーションをしています。
岩手県では岩手県全域をめぐるミッションイベントを開催したり、横須賀市では無人島である「猿島」行きのフェリー料金を半額にする「イングレス割」を実施したりしました。
この試みにより「猿島」の検索数は前年同期比350%増になったそうです。
次回は、大槌町で行ったイングレスを使った地域活性化事例の紹介
「イングレスイベント①ファーストサタデー」です。(つづく)