「花と緑のおもてなし」大槌町を花いっぱいに!!
2011年。東日本大震災が起こったその年の夏。国道45号線、大槌バイパスの花壇に、ひまわりが咲いていたのを覚えていますか? 夏空に映える鮮やかな黄色い花びら。力強く根を張り、上へ上へと伸びていくその姿。瓦礫が広がり、色を失った大槌町に...
2011年。東日本大震災が起こったその年の夏。国道45号線、大槌バイパスの花壇に、ひまわりが咲いていたのを覚えていますか? 夏空に映える鮮やかな黄色い花びら。力強く根を張り、上へ上へと伸びていくその姿。瓦礫が広がり、色を失った大槌町に...
「大槌って海も山も川もある自然豊かな町なんだけど、町民はその魅力に気づいてないんだよね」 笑顔でこう話すのは、大槌町安渡地区出身の佐藤加奈絵さん。佐藤さんは今、『大槌陣屋』という団体で会長をつとめています。 『大槌陣屋』は、活動を通し...
町内在住の臺 隆明(だい たかあき)さんは、子どもたちが音楽を通して、社会とつながることができる環境を作ってあげたいと日々活動を続けています。 大槌町の安渡地区で生まれ育った臺さんが、音楽と出会ったのは小学校6年生の時。父に連れられて...
大槌町在住の兼澤幸男さん(32歳)は、どこにいても大槌が頭から離れない、大槌への情熱を燃やす大槌男児! 昭和59年12月15日に大槌に生まれ、地元である大槌の小学校・中学校を卒業したのち、国立宮古海上技術学校(現国立宮古海上技術短期大...
大槌町内から、5分ほど走った柾内(まさない)地域は、少し前まで一面に田んぼが広がっていました。 震災後、多くの人が移り住み、どんどん住宅が建ち並んでいる現在の柾内地区。そこに、今年の3月に新しくOPENした美容室があります。 お店の名...
三陸のリアス式海岸に位置する岩手県を代表する美しい浪板海岸。「片寄せの浜」として知られ、海水浴やサーフィンなどが盛んでした。 「震災により砂浜が消滅してしまった海岸でもう一度海開きを再開させたい」。浪板でサーフショップを経営する杉本浩さんは日々「浪板海岸砂浜再生プロジェクト」に取り組んでいます。
城山虎舞に所属する澤舘健太さん。平成3年生まれで、小学3年生の時に虎舞に参加するようになって以来、15年が経つ生粋の虎舞好きです。
「大槌保育園」に保育士として日々奮闘しているみすず先生、あや先生、ほのか先生。3人とも保育士2年目の新人で、「壁にぶつかる毎日ですが、先輩に助けられながら乗り越えてきました」と感謝。子供たちとの毎日について「いつも新しい発見があります」と目を輝かせます。
吉里吉里海岸近くの宿泊施設「ホワイトベース大槌」を運営する復興まちづくり大槌株式会社で、取締役を務める石井さん。同施設の運営だけでなく、もっと多くの人に大槌の魅力を知ってもらいたいと、さまざまな観光イベントを企画して故郷を盛り上げている。
高校卒業後、地元を離れたが、いつかは向き合わなければならないと感じていた。「自分が60歳くらいになったら、地元に帰ってきて、高齢者も障害者も誰もがそこに居たくなるような場所作りをしたいっていうのがずっとありました。震災がきっかけで、今がそのタイミングかなと思い戻ってきました。」 取材日:2016年3月11日