【第10回】「イングレスイベント②アノマリー」
大槌町復興推進隊持田専用ブログ
【第10回】「イングレスイベント②アノマリー」
みなさん、こんにちは!
大槌町復興推進隊の持田(もちだ)です。
突然ですがみなさんは超常現象を信じますか?
超常現象というと超能力やUFOなどをイメージする人も多いと思いますが、イングレスの世界では年に数回、世界的超常現象が起こります。
それが「アノマリー」イベントです。
ウィキペディアによると
「アノマリー(英語:Anomaly)とは、ある法則・理論からみて異常、または説明できない事象や個体等を指す。科学的常識、原則からは説明できない逸脱、偏差を起こした現象を含む。」
とのこと。
「超常現象って大げさな…」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、イングレスエージェントにとってはそれくらい大事なことなのです。
まず、イングレスには大きく分けて3つの種類のイベントがあります。
1つ目が、前回ご紹介した「ファーストサタデー」。
初心者講習も兼ねた交流会のため和やかで、イベントの規模は比較的大きくはありません。
2つ目が「ミッションデー」。以前ご紹介したイングレスのミッション機能を活用し、エージェントが開催地域をめぐりながらミッションを達成していきます。
これは中規模のイベントで数百人が参加します。
3つ目が世界最大イベント「アノマリー」。
世界中からエージェントが数千人規模で集結します。
昨年、東京で開催された「アノマリー」は一万人以上が参加しました。
「アノマリー」は緑と青の両陣営が制限時間内に、どれだけ指定されたポータルを確保できたかなどを競い勝敗が決まります。
結果によりイングレスの今後展開される世界観に大きな影響を与えるため、自陣営が有利になるようエージェントは全力で活動します。
この日ばかりはイヤホンマイクで通信する、本当の意味でのエージェントが街中に溢れます。
作戦が漏れないようにレストランを貸し切って会議をするのはもちろん、茂みの中に隠れる伏兵を配置したり、簡単には行けない離島から戦況を変える作戦をしようとするエージェントもいます。
勝敗が決するとあとはお祭りになります。
お祭りの企画のひとつには「頒布会」とよばれるコミックマーケットのような催しもあり、エージェントが自ら制作したイングレス関連グッズを展示したブースを出展し、交換したりします。
昨年、東京で開催された「アノマリー」では、岩手・宮城のエージェントと共同して出展し、いわて国体や大槌町も一緒にPRしました。
「今でも仮設団地に住んでいるおばちゃんに手仕事を」との思いもあり制作したグッズでイングレスのアイテムをイメージした「仮設団地のおばちゃんの手仕事ポータル木ーホルダー」は現在までに120個以上を制作しており、エージェントにも好評です。
このように、イングレスはただスマホを操作するだけのゲームではなく、世界観を味わうゲームなのです。
次回は、エージェントがイングレスと共に旅をする
「イングレスイベント③イングレスツアー」です。(つづく)